言葉を発する際には、その言葉のどの文字に高く発音をし、どの文字を低く発音するのかというルールがあります。そのルールのことをアクセントといいます。
日本語には多数の同音異義語があり、このアクセントによって文章の意味合いがガラっと変わってしまうので注意が必要です。
例えば「ハシ」という日本語を言う場合、「ハ」を高く、「シ」を低く発音すると「箸」に、逆に「ハ」を低く、「シ」を高く読むと「端」になります。
また、方言と標準語ではアクセントが異なる単語がたくさんあり、地方出身の声優さんはこの標準語のアクセントを学んでマスターしておられるそうです。
≪練習≫
太字になる文字にアクセントをつけて読んでみましょう。
雨が降る日に雨を買う
千人のなかに善人の仙人一人
年を経ると畳の縁が減る
近火に驚き金貨をなくした
息をしてるから生きがよい
鼻濁音のトレーニング
今日は鼻濁音のトレーニング方法をご紹介したいと思います。
試しに「ンガ」「ング」と言ってみてください。
そのときに出る「ガ」とか「グ」を鼻濁音と言います。
鼻にかけるように発音をします。
発音記号は「゜」(半濁点)がつかわれています。
ガギグゲゴの鼻濁音はカ゜キ゜ク゜ケ゜コ゜となります。
声優さんが言う濁音について全部が鼻濁音になるわけじゃなく、濁音と鼻濁音は単語の中でも混ざっていて、いくつかルールがあるそうです。
基本的に語頭は濁音、語中と語尾は鼻濁音となります。
例としてはガッコウの「ガ」は濁音で、カガミの「ガ」は鼻濁音です。
【練習】
かがみ けが ひがさ おがわ けがわ
やなぎ やぎ かぎ さぎ みぎ
もぐら あぐら かぐ ぼうぐ うぐいす
かげ おさげ まゆげ あげもの さげる
かご いなご こくご りんご ごま
声優さんはルールに則って練習していて自然とできるようになっているそうです。すごいですねぇ。
発音のトレーニング
日本語は子音と母音からできており、声がこもってしまう原因としてはこの「母音の」を発声するときの息の浅さからくるそうです。
これを克服するための母音のトレーニングをご紹介したいと思います。
【母音の練習】
その1
HA-A-A-A-A-
HE-E-E-E-E-
HI-I-I-I-I-
HO-O-O-O-O-
HU-U-U-U-U-
その2
HA HE HI HO HU
HA- HE- HI- HO- HU-
A- E- I- O- U
A- E- I- O- U- E- A- O
口の形を意識し息をしっかり吐くように練習しましょう。
また、なぜ「アイウエオ」ではなく、「アエイオウ」なのかというと、この並びでは口の動きが最小限になっており、発声練習ではこちらのほうが良いとのことです。
ボイストレーニング
ここからはヴォイストレーニングをご紹介したいと思います。
ボイストレーニングは言葉を正しく発音するために声量や魅力を引き出すことを目的としています。
日本語の発声はお腹から深く息を吐き出す必要の無い発声だそうで、日本人はいわゆるお腹から声を出すということに不慣れだそうです。
そこで強弱のアクセントを意識したボイストレーニングが必要となるわけです。
【イタリア語での練習】
- che bella e la luna!(ケ ベッラ エ ラ ルーナ!) 「月がなんと美しいのでしょう!」
- e Lei stato Milano?(エ レイ スタート ミラノ?) 「あなたはミラノへ行ったことがありますか?
- L’u ccello canta.(ル チェルロ カンタ) 「鳥は歌う」
- Io amo la musica.(イオ アーモ ラ ムージカ) 「私は音楽が好きです。」
- Il sole sorege ad Est e tramonta ad ovest.(イル ソーレ ソルジェ アド エスト エ トゥラモンタ アド オヴェスト) 「太陽は東から昇り西へ沈む」
体のトレーニング
声優は喉だけを使っているわけではなく、時には全身で表現をする場合もあります。
声優は体を楽器にして声を発するわけですからその楽器の調律というものが必要です。
そのために体力トレーニングを日ごろからしておきましょうというわけです。
また、声はそのときの体調や気分によって大きな影響を受けます。
声優のみなさんは自己管理をしっかりしていらっしゃるんですね。
この体力トレーニングの例としては腹筋やストレッチのほかにブレス(呼吸)のトレーニングも含まれます。
ここでブレストレーニングをいくつかご紹介したいと思います。
- ドッグズブレス:犬のように「ハッハッハッハッ」とお腹に意識をして短い息を連続して吐き出します
- キープブレス:30秒以上一定の声を出しましょう
- 息読み:文章を息だけで読む方法です 強弱を意識しましょう
いろいろな人の声を聞く
世の中にはいろいろな声の人がいます。
プロとしてその声を使っている人、そうでない人、声優さんはその声を聞くことに人一倍関心をもっているそうです。
これから声優を志す人の心構えとしては、この関心を持つことが大事です。
いろいろな声の魅力を感じとり、将来いろいろなキャラクターを演じる際に役立てるというわけです。
このような職業の人の声を意識して聞くようにするそうです。
【声を生業にしている人】
- 俳優、声優
- 歌手
- アナウンサー、タレント、ナレーター、ラジオDJ
- 外国人
- 世代の違う人
- 異性
- 販売員の人の声(バナナ売りのような人)
- 感情が昂ぶっている人の声
とりあえず読んでみる
まず、適当な漫画のセリフ部分を読んでみましょう。そしてそれを録音します。
どうでしょうか。とても酷いものになったのではないでしょうか。
僕は声優さんを目指しているわけではないですが、絶望感に苛まれました。
こんなくぐもった声だったんだと
でも、そんなに落ち込むこともありません。
プロと比べたんですから。
これから勉強するトレーニングによって僕自身、プロまでとはいかないまでも聞き取り易い話し方を身につけていきたいと思います。
また、滑舌以外のプロの声優さんっぽく聞こえる要素にはイントネーションの正確さと感情の込め具合があります。
これらを身に着けるためにはいろいろな本を読んだり、映画や演劇をみたり、社会常識を身につける必要があるそうです。
声優さんは声を出す仕事だと思ってたんですが、どうやらそこに至るまで長い道のりがあり、無事声優さんとなってからも勉強をしなければならないんだなぁと思いました。
はじめまして!
はじめまして 僕はアニメが大好きな31歳会社員です。
アニメだけでなく、その声優さんも大好きです。
今でこそいわゆる「アイドル声優」として雑誌とかテレビで出ていますが、昔は違いました。
小さいころはゴクウ、ケンシロウの声はゴクウ、ケンシロウとして認識していたような気がします。
要するに声優さんはあくまで裏方の仕事であるということだったのだと思います。
しかしながら今では誰が声を当てているからアニメを見るという風な感じになっています。
それだけアニメの声優さんの立ち位置が変わってきたんです。
声優さんは大人気の職業になり、そのための専門学校へ通う方もいらっしゃることでしょう。
僕はもう31歳で、そういった将来の目標もちょっと無理かなーと思うのですが、声優さんってどんな努力をしているんだろう、どんなスキルを持っているんだろうとちょっと興味を持ち、このサイトをつくることにしました。